僕は大阪人である。んな次第だから、おでん、も昔堅気の
大阪おでんが好みになっている。
言うなれば、織田作之助の『夫婦善哉』にも登場する名店
の「たこ梅」。タコの甘露煮、さえずりが溶け込んだダシ汁
の旨さが命、のようなトラディショナルなソレである。
なので・・・
姫路おでん、の味には驚きました!
あっさりダシに少し甘口の生姜醤油タレで食べる!
軍師・官兵衛の足跡をめぐる姫路ひとり旅の夏の夜。
灘酒造さん直営の居酒屋さんにて、驚きの出会いが
ありました。ひとり旅は、おしゃれなところでなく地場の
お店に飛び込むべし、とは誰かが言ったもの。
イメージしていた生姜辛さはなく、タレのアクセントが
具材に浸み込んだダシの旨みを裏打ちしてました。
頼んだ地酒にもマッチして、唸らされっぱなし。
大阪が負けそう?
あ、大阪人としてこんなこと言ってはダメですね(笑)
酒造の水を使ったザル豆腐と、塩麹付けの地鶏の
焼き物もなかなか乙で、ホロ酔いの幸せ気分のまま
宿のベットで旅日記を書いていたこの日でした。
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