著者の、わたなべぽん氏は時々漫画家で、ほとんど主婦の人。
この作品は生活の中の「なんとなく使ってきたけど本当に必要か
どうかわからないもの」や「なんとなくモヤモヤする考えグセ」など
を思い切ってやめていく話です。
させてくれます。非の打ち所がない、隙がないですね。真似する
のは厳しいかも、と思う人もいるでしょう。
しかし、この作品は、漫画家を夢見みていた古本屋のヘビースモー
のは厳しいかも、と思う人もいるでしょう。
しかし、この作品は、漫画家を夢見みていた古本屋のヘビースモー
カー店長の経歴もある著者が、主婦として家庭生活などを過ごす日
々のなかで気付いて、「やめたら本当に必要なものが見えてくる」エ
ピソードで、ほのぼのさのある画調でゆるり~とした空気を楽しめる
のが特徴です。
炊飯器の故障をきっかけに、お米の土鍋炊きをしてみたら、こりゃ
素晴らしいと定着した話や、思い切ってゴミ箱の数を減らしてしまう
ほか、ダンナさんの助言から、インターネットへの執着防止ルール
を決めたり、親切やサービスには「過剰なスミマセンを言うより、あ
りがとうだね」に気付く話など、技術論臭ささがなく、その凡庸さゆえ
に、等身大で人生の充実感って何かなぁを逆に考えさせられます。
素晴らしいと定着した話や、思い切ってゴミ箱の数を減らしてしまう
ほか、ダンナさんの助言から、インターネットへの執着防止ルール
を決めたり、親切やサービスには「過剰なスミマセンを言うより、あ
りがとうだね」に気付く話など、技術論臭ささがなく、その凡庸さゆえ
に、等身大で人生の充実感って何かなぁを逆に考えさせられます。
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